徳島剣山世界農業遺産支援協議会通信-No.4

≪「忌部の郷」吉野川市10周年記念事業で忌部の歴史と世界農業遺産の意義を説明≫

[平成26年8月30日(土)]

「忌部の郷」吉野川市10周年記念事業で忌部の歴史と世界農業遺産の意義を説明1

 ※会場満員となった元木公民館


「忌部の郷」吉野川市10周年記念事業で忌部の歴史と世界農業遺産の意義を説明2

 ※二重の円形で賑わった「廻り踊り」(忌部踊り)

・8月30日(土)、吉野川流域や剣山系を拠点とした阿波忌部の里となる吉野川市山川町宮島の「山崎八幡神社」で吉野川市10周年記念事業が開催された。午後1時より境内隣の「元木集会所」に立見客も出る約100名が見守る中、副会長の林博章が「日本の誇る阿波忌部の歴史」をスライドで1時間にわたって説明した。次に約100名の参加者で忌部の里のフィールドワークを約2時間、距離にして約4㎞行い、マイク片手に林博章がその史跡の意義を説明した。「忌部神社」では大嘗祭に使用したアラタエ織機などが披露された。夕方5時からは、「山崎八幡神社」の境内で傘をシンボルとしたヤグラの周囲で様々な催し物が行われ、戦後最高とも推測される約500名が集った。そのメインイベントが忌部踊りと呼ばれる「廻り踊り」であった。「廻り踊り」は、徳島剣山世界農業遺産推進協議会の範囲内となる美馬郡つるぎ町、美馬市の山間部で継承される忌部族ゆかりの習俗であり、伝統的な傾斜地農業を支える習俗・行事でもあった。また、美馬市木屋平の三木家で継承される大嘗祭のアラタエ貢進儀礼は、吉野川市山川町忌部山「忌部神社」と一体のものであり、剣山系の農文化を世界に紹介する代表的な1,000年以上続く農文化であった。その意義も講演では説明し賛同を得た。

[作成] 林 博章

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