世界農業遺産の徳島剣山系支援協議会通信-No.5

≪農政調査委員会が徳島剣山の世界農業遺産候補地を視察≫ [平成26年9月5日(金)]

農政調査委員会が徳島剣山の世界農業遺産候補地を視察

・9月5日(金)、支援協議会の会長・永井英彰、副会長・林博章、企画員の野田靖之は、財団法人・農政調査委員会の理事長(元高崎経済大学学長・同大学名誉教授・農学博士)である吉田俊幸氏の一行を世界農業遺産候補地となる美馬市穴吹町などを案内し、称賛の言葉と貴重な今後の戦略に向けたアドバイスをいただいた。最初に、吉野川下流域の徳島市国府町のヨシを利用した自然有機農業の農家の見学、吉野川市川島町峯八の六地蔵展望台から粟島(善入寺島)、山川町「忌部神社」を視察した後、美馬市穴吹町の馬内、中野、中野宮、西山、渕名と案内した。渕名では、焼畑農耕を継承するコキビ干しと貴重なアワを発見した。夕刻、徳島市川内町の喫茶ヒーコで林博章がスライドで剣山系の伝統的な傾斜地農業システムを解説。次に今後の世界展開に向け意見交換を行った。その内容の一端は、支援協議会で取りまとめ、アクションプランとしてつるぎ町を事務局とする県西部2市2町の徳島剣山世界農業遺産推進協議会に提言する予定。そのアドバイスの詳細は、次回以降に支援協議会通信で報告する。

[作成] 林 博章

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