阿波世界農業遺産

伝統農法-コエグロ編-写真展2

貞光字三木栃の「コエグロ群」がある風景

貞光字三木栃の「コエグロ群」がある風景 ・つるぎ町貞光字の三木栃地区の段畑放棄地に作られたコエグロ群(カヤ束・肥料束)。コエグロは、「ソラの世界」の農業芸術遺産であり、阿波が生み出した土地の環境や風土を生かした伝統農法でもある。今後、世界農業遺産のシンボルとしてPRすべきである。また、コエグロのある風景は、芸術・美術的にも価値が高く、FAOが説く伝統的農村景観を構築しているといえる。

半田字京都のコエグロがある風景

半田字京都のコエグロがある風景 ・つるぎ町半田の隠れ里のような標高約700mの京都地区の石垣が積まれた段畑に作られたコエグロ(カヤ束・肥料束)。自然循環型の有機物利用農法のシンボルとしてコエグロは、阿波が生み出したその土地の環境を生かした伝統農法である。コエグロのある風景は、農業により育まれ維持されてきた農村文化にあたり、伝統的にも価値が高く、石垣や傾斜畑とあわせ、ソラの世界の原風景となる農村景観を構築している。


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