阿波世界農業遺産

阿波農業遺産調査隊-写真展1

阿波農業遺産の調査隊

阿波農業遺産の調査隊 ・阿波農業遺産の総合調査は、照葉樹林学説に詳しい祖父江義彦氏と地域農林経済学会の野田靖之氏等の照葉樹林文化論からの視点というアドバイスを受け、林博章を中心に2007年11月頃より開始された。2008年3月には伝統農業遺産の第一回調査が始まり、現在までに10数回に及ぶ。現地ツアー案内も県内外も含め、10回程度既に開催した。写真は、2008年3月の調査隊メンバーを阿波伝統農業のシンボルとなるコエグロの前で撮ったもの。発端となったのは、美馬市穴吹町馬内の忌部集落、西浦正信さんの畑地。メンバーは、元徳島農業大学校校長・祖父江義彦、地域農林経済学会・野田靖之、元徳島県観光協会理事・永井英彰、撫養農業研究会の岡部晃資・馬居 勉、高越山を守る会の大森光男氏など。

阿波農業遺産の現地説明会

阿波農業遺産の現地説明会 ・阿波農業の世界遺産をめざす高地性集落の文化・民俗・農業などの総合調査は、2008年3月に本格的な第一回調査会が始まり、半年後には、啓発も兼ね、現地説明会を希望者の方々を対象に実施するようになった。この写真は、2008年10月に開催された阿波伝統農業(仮・忌部型自然循環型農業)の現地説明会の様子。場所は、美馬市穴吹町馬内の馬内集会所。山間部でありながら、平野部の接点となるJR穴吹駅から約10分で到達する近接地であることは魅力的である。当日は、一般参加者や上勝町の有機農業研究会も参加し、特にカヤを使用した伝統農業を説明するとともに、昔の農業実態等の意見交換を行い、研究を深化させていった。限界集落再生と日本農業再生へのヒントが阿波忌部族の拠点地となる高地性集落に隠されている。

阿波農業遺産の現地ツアー

阿波農業遺産の現地ツアー ・阿波の世界農業遺産をめざす高地性集落の総合調査は、2008年3月には阿波伝統農業遺産の第一回調査会が始まり、同時に啓発を兼ね現地説明会や現地案内ツアーを開催するようになった。この写真は、2009年3月に開催された阿波伝統農業(仮・忌部型自然循環農業)を学ぶツアー。これらのツアーには、興味をもつ県内外の農業等の専門家が数多く参加した。参加した多くの方々が、従来の日本農業、有機農業の価値観を見直し、縄文以来の深い思想、自然・伝統・歴史・文化・信仰とが一体となった景観を前に我を忘れて立ちつくす。写真は、吉野川ブランド研究会のメンバーと世界農業遺産や生物多様性条約の分野で活躍するNPO生物多様性農業支援センター代表・原耕造氏を囲んでの写真。場所は、美馬市穴吹町田方。


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