民家・石垣・ハデ編-写真展2
貞光字長木の急傾斜地畑と民家がある風景
・これは、つるぎ町貞光の標高約400m付近の長木地区の急傾斜地に建てられた民家、高さ4mの石垣、巨大なハデ、傾斜地段畑であり、阿波の「ソラの世界」特有の原風景を生み出している。これは日本の農業遺産にもすべき農村風景であろう。
美郷の高開の石垣
・旧麻植郡、吉野川市美郷の高開の高地性傾斜地集落には、山肌に横一線に段々に積まれた石垣が山頂まで段々に連なっている。それは、まるで古代遺跡かソラへ続く巨段な石段を思わせるものであり、それは美郷の高度な農民文化、土地利用及び農民技術の一端であった。文化庁の日本の文化的景観の重要地域となっている。