世界農業遺産の徳島剣山系支援協議会通信-No.20

推進協議会の総会が開催・井川町に徳島大学がSOを開設 [平成27年 4月 7日(火)]

・3月26日に、徳島剣山世界農業遺産推進協議会の総会が三好市井川町辻の井川総合庁舎で開催され、2015年度の事業内容を決定した。会で会長の兼西茂つるぎ町長は、県西部山間部で育まれた農文化を次世代に継いでいくとともに、地域の活性化を推進していくため、世界農業遺産の認定に向けて一致団結して取り組む宣言書を読み上げた。また、徳島大学は、井川総合庁舎に県西部初のサテテライトオフィス(SO)「にし阿波学舎」を開設した。そこで、三好市、美馬市、つるぎ町、東みよし町と連携し、地域を支える人材の育成、過疎化への対応、観光振興などの課題について取り組む。徳島大学は、ここでも世界農業遺産の登録に向けて活動する予定。世界農業遺産の認定だけでなく、剣山系の過疎化の対策には、さまざまな団体の協力と支援が必要で、この動きは地域創生へとつながっている。

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※井川町の商店街は、古民家が多く、地域再生には、その有効利用が欠かせない。











※井川町の商店街には、脇町や貞光と同じく「うだつ」をもつ民家が多い。





※井川町の山間部には、典型的な天空のソラ世界が展開する。ポスターとして最適な農村景観が大規模に広がっている。
※天空の棚田と茶畑の融合風景は圧巻である。
(写真は、井川町色原)



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